退職理由に“一身上の都合”はアリ?スムーズに退職するコツとは?

会社を退職する際、みなさんは会社へどのように伝えてますか?ドラマのように引き出しに退職届を温めておいて、ここぞっというタイミングで上司に差し出す人もいるかもしれません。退職理由に「一身上の都合により退職」と記載する方も多いと思いますが、法律的な観点から見たとき問題ないのでしょうか?

また、会社によっては退職届を出したにも関わらず受理しようとしない不誠実な会社もあります。できればスムーズに退職したいですよね

そこで今回は、退職理由に「一身上の都合」は果たしてアリなのか?そしてゴダゴダせずスムーズに退職するためのコツを考察してみたいと思います

スポンサーリンク

法律的に退職理由を伝える必要はない

退職時に退職理由を伝える必要性の有無について気になってる方もいると思いますが、労働法で使用者(雇用主や会社)に「退職証明書」を発行する義務を負わせてますが、労働者に退職理由を雇用主に伝える義務について明記していません

つまり、退職時に会社側に退職理由を伝える理由は「全く必要ない」ということです

退職時にしっかり退職理由を伝えないとダメなんじゃないかとビクビク怯えてる人もいたかもしれませんが、極論「辞ます!以上」で問題ありません。ただし、就業規則に「労働者は14日前に退職を申し出ること」のようにルールがあるのであれば、社会人としてルールはきちんと守るようにしましょう

ちなみに、私が会社を退職する際は「新しい職場に転職しますので、退職させて頂きます」と転職することを理由に退職を申し入れました

いま思えば「なんだ、退職理由を言わなくても問題なかったのか」と思ってますが、当時は会社との関係も良好で別に退職理由で嘘を付く必要もありませんでしたので、素直に退職理由を伝えて良かったと思ってます

書面上の退職理由は「一身上の都合」

私が退職した際の流れとして、まず上司(当時は支店長または部長)に退職する旨を申し出ました

1社目は新卒で入社して4年間働いた会社だったので、退職を申し出た日に支店長がカフェに誘ってくれ、そこで退職云々に関する話をしました

2社目は転職で中途採用で入社した会社でしたが1年で退職することになりましたので、後日課長・部長・グループリーダーとそれぞれ面談をして退職に関する話し合いをしました

特に2社目は1年での退職だったのと中途採用で採用コストが掛かっていたこともあり退職を引き留められましたが、最終的にはこちらの意思を尊重してもらえました

両社とも後日、書面で退職届を提出する必要がありましたので、会社から頂いた退職届のフォーマットに必要事項を記入して提出しました。その際、退職理由として「一身上の都合により退職」と記載しました

スポンサーリンク

退職させてくれない悪質な上司や会社だった場合

退職する際、会社との関係が良好であればベストですが、全てが円満退職できるとは限りませんよね

会社との関係が悪化して喧嘩別れのような後味の悪い退職もありますし、退職したくても退職を認めてくれないパワハラ上司や会社もあります

本来、労働者から退職の申し出を受けた場合、会社はそれを受理することが求められ、不要に退職を辞退させたり先延ばしさせる行為は、法律で罰せられる可能性があります

ブラック企業だった場合、そもそもまともな話し合いができる相手じゃないケースも多々あるでしょう。場合によっては労働基準監督署に相談してアドバイスを仰いでみてください

スムーズに退職するコツ

退職を申し出ても退職させてくれない会社だった場合、正攻法で攻めても相手はまともにとりあってくれません

そこで、悪戯に相手と同じ土俵で闘ってもしょうがないので、こちらから退職を認めざるを得ない退職理由を会社に提示してやることです

たとえば「旦那または婚約者が海外転勤(または転勤)で同伴することになった」「親の介護が必要になり実家に帰ることになった」など不可抗力で退職せざるを得ないことを退職理由にするのです

たとえそれが嘘であっても退職に必要な嘘ですし、本来退職理由は言う必要もないし、そもそも退職を阻止する権利を会社側は持ち合わせていませんからね

コンプライアンスを遵守した会社に転職

そもそも退職届をまともに受理してくれなかったり、不要に退職を先伸ばすといった行為は、コンプライアンスが遵守されてるまともな会社ならありえない話です。もちろん、個人的レベルで退職を考え直してほしいと慰留されることはあるかもしれません。会社が組織ぐるみで退職を阻止するようなことは断じてあってはなりませんが、特に人手が足りてない中小企業や大企業の一部でこのような行為が横行しているようです

もし、新しい会社に転職しようと検討しているのであれば、コンプライアンスを厳守したホワイト企業に転職したいものです。退職時ぐらいは温かく旅立ちを見守ってほしいものです

しかし、多数ある求人からまともな会社を選ぶことは困難を極めます。ハローワークの求人は無料で掲載できてしまうのでブラック企業からの求人も多分に混在しています

そこで、転職のプロである転職エージェントに登録して転職活動を全面的にサポートしてもらいながら、仕事探しを進めてみてはいかがでしょうか

転職エージェントとは?

転職エージェントとは、求人の紹介、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策、面接の日程調整、給料面の交渉など、転職活動を全面的にサポートしてくれるサービスです

利用料は無料で、登録するとキャリアアドバイザーから連絡があります。一緒にキャリアプランを確認しながら、働きたい業界・業種・職種など、希望条件を伝えると、エージェントが抱える膨大な求人の中から最適な求人を紹介してくれます

求人内容は事前にチェックしてるので、ブラック企業の求人が混ざってる心配はありません
また、現在正社員やアルバイト・パート・フリーター・派遣社員といった非正規雇用社員として働いてる方はもちろん、既に退職済みの方もご利用頂けます

サポートはメールはもちろん、電話や面談で直接キャリアアドバイザーからアドバイスを貰うことができます。平日の夜や土日も利用できますので、仕事が終わった後や休日も有効活用できます

転職エージェントを活用するメリット

転職エージェントを活用することで、転職活動を成功に導く様々なメリットが受けられます。

(1)煩雑な手続きを代行

働いてる方にとって、仕事をしながら転職活動をすることは大変です。転職活動にかかる負担はなるべく減らしたいもの。煩わし事務手続きをすべて転職エージェントに一任することで、求職者は内定獲得に専念することができます。

(2)転職のプロのノウハウ

一人で履歴書や職務経歴書を作成すると、客観性に欠けたものになりがちです。転職エージェントは、転職のプロの視点から見たアドバイスをしてくれるので、自分では気づけなかった部分を指摘してくれたり、正しい書き方を教えてくれるので、魅力的な内容に仕上げることができます。

(3)非公開求人は宝の山

転職エージェントは、非公開求人と呼ばれる公開されてない求人を多数抱えてます。大企業は公開で求人を出すと、多数の求職者が殺到して、選考に時間が掛かってしまいがちです。そこで、転職エージェントに非公開で求人を依頼することで、求人応募の集中を回避することができます。非公開求人には魅力的な求人が多数ありますので、選択肢を広げるためにも、是非活用したいものです。

(4)アドバイザーが積極的にアピールしてくれる

職歴や学歴など経歴に不安があり、書類審査が心配と思われてる方も多いと思います。しかし、企業の採用窓口から直接応募すると書類選考で落ちてしまうケースも、転職エージェント経由で応募すると、担当者が積極的にあなたをアピールしてくれますので、書類選考の通過率を高めることができます。

おすすめの転職エージェント

そして、一番大切なのが、どの転職サービスを利用すべきかということです。

転職エージェントによって取り扱う求人数や企業とのコネクションの強さが異なります。業界で実績のあるエージェントに登録することで、より転職の成功率をアップさせることができるでしょう。

おすすめはDODAエージェントサービスです

転職サイトDODAで転職

DODAエージェントサービス(以下、DODA)は、インテリジェンスグループの転職サービスです。会員登録者数は297万人(2015年8月末時点)、転職成功実績は業界トップクラスとなり、毎日多くの方が転職を果たしてます。

非公開求人は業界最大規模となる10万件以上で、知名度の高い大企業はもちろん、ベンチャー企業から中小企業まで幅広い業界や業種の求人を抱えてます。求人内容は事前にチェックしているので、劣悪な環境で労働を強いるブラック企業の求人を紹介される心配もありません。

数多くの転職を成功に導いたノウハウや実績を生かして、転職活動をサポートしてくれますので、安心して転職活動に望めます。

DODAの登録方法

はじめに、情報を登録しますので、申し込みボタンをクリックします。

氏名や連絡先などのプロフィール、現在または直前の職務履歴、希望する転職時期や勤務地などを入力したら、最後に担当者に伝えておきたいことを記入し、内容を確認して、登録完了となります。

後日、担当者から登録したメールアドレスまたは電話番号宛に連絡がきます。面談日時を設定して転職活動を全面的にサポートしてもらいましょう。

さいごに

大事なのは「今まで」でなく「これから」です
流れに身を任せてるだけではどんな道に進んでも後悔ばかり残ってしまうものです
自らの意思と決断で新たな1歩を踏み出すことで未来は変えれます
現状に囚われて未来を見失わないように
転職エージェントを活用しながら、あなたにピッタリな仕事に巡り合ってください

公式サイトを見てみる
転職ならDODAエージェントサービス

転職サイトはDODA